【1巻・後半】ボールルームヘようこそを社交ダンスオタが徹底解説【ボルム】

人気漫画「ボールルームへようこそ」の小ネタを社交ダンスオタが徹底解説するシリーズ、2回目の今回は1巻の後半について紹介します。

1巻前半はこちら↓↓

アニメ化もされた人気漫画「ボールルームヘようこそ」。 社交ダンスというおそらく世間の大半の人にとっては全く馴染みのないテーマを...

尚、解説に必要な画像については記載が無い限り「ボールルームへようこそ 1巻」より引用しております(竹内友作、講談社出版)

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ボールルームへようこそ1巻後半の気になる点

日本インターのポスター

見切れていますが、受付に「日本インターナショナル」と読めるポスターがあります。仙石が所属するJBDFの3大大会の1つである「日本インター」に関するポスターと考えられます。

JBDFをはじめとする各ダンス団体は、ビッグコンペの前にはこんな感じのポスターを作成します。各教室では張り出し、チケットの購入を取り纏めたりします↓

http://ishiharadance.jp/blog/2962

ここで貼られているのはこういった公式ポスターの可能性もありますし、あるいは「仙石組を応援に行きましょう」といった趣旨の自作のポスターかもしれません。日本インターは6月で、漫画のこの時期だと既に終わっているはずなので、「日本インターでの仙石組の活躍」のような報告ポスターかもしれません。

いずれにせよ、ダンススタジオにはこの類いのポスターがよく貼られているので、よく観察しているなあと思います。

ボックスをやる多々良

多々良が一晩中やっていたボックス。漫画の中では「部活で体力作りに並んでやる」との描写が。その様子がTwitterに上がっていました(上裸注意)

ナチュリバというのは「ナチュラルボックス」と「リバースボックス」の略です(ステップが違うボックスが2種類存在)

部活だと根性練として1時間通してやったりするようですが、さすがに夜通しはすごすぎますね。足がきついと思いきや、ホールドを張っている腕が最初に痛くなるとか。。

みんなが読んでいるダンス雑誌

このシーンでも、

ここのシーンでも読んでいます。

多々良の鞄の中からも・・・

「ダンスフォーカス」という雑誌。

ダンス雑誌は複数出版されており、有名なものだと「ダンスビュウ(月刊)」「ダンスファン(休刊)」「ダンスタイム(季刊)」があります。毎月最新刊を買っておいているダンススタジオが多いようです。

作中に取材協力として「ダンスタイム」の名前が挙がっていたので、ダンスフォーカスのモデルは「ダンスタイム」でしょうか。

雑誌には試合結果やダンスのトレンド、プロによるテクニックのレッスンなどが掲載されています。

謎の試合

多々良が兵藤としずくの試合を初めて見に行くシーン。この試合は何の試合なのでしょうか。

2階席があるのでかなり大きな規模の試合であると考えられます。有名な会場だとすると、東京体育館が似ている気がします。

https://ameblo.jp/satori-ing/entry-12317900575.html

このコマで「アマの試合」との記述があることから、恐らくダンス団体「JDSF」が主催する大会だと考えられます。

日本のダンス団体は主にプロ団体「JBDF(仙石が所属)」「JDC」「JCF」とアマチュア団体「JDSF」があります。

前3つはプロ団体ではありますが、試合では必ずアマチュア部門が併催されています。一方、「JDSF」の試合はアマチュア部門のみでプロ部門は併催されません。

また、この後で三笠宮杯(毎年10月前後)を見に行くことから三笠より前に行われる試合です。この条件に当てはまる試合は実はありません。

物語を盛り上げるために作られた架空の試合であると考えるのが妥当そうです。

兵藤ソシアルダンスアカデミーのモデル

清春の実家である兵藤ソシアルダンスアカデミーのモデルは、作中でも名前が挙がっているチョイスダンススタジオであると考えられます。

ソファや音響機器が似ている気がします。

チョイスダンススタジオは池袋にあり、ドレスショップを併設しています。

高いパンツのお値段

多々良が清春のお古のパンツを貰う場面。男性の練習着は上下ブランド(ダンスウェアのブランド)で揃える人もいますが、多くの人はパンツだけブランドもの、上はユニクロなどのTシャツを来て練習する人も多いです。

ダンス始めたての初心者から超上級者まで必ずお世話になるのが練習着。 ダンスを始めたばかりの人は何を着れば良いのか悩む人も多いですが、中...

多々良も清春からお古のパンツを譲り受けました。「ここの高ぇんだよな」とあります。

例えば有名メーカー「チャコット」や、清春の実家スタジオのモデルになった「チョイス」のパンツであれば24,000円前後で買えるようです。高い!

他のメーカーも調べてみましたが、「TAKA DANCE」のパンツは2万円を切っており「gentil」ではパンツの取り扱いが無かったのでチャコットかチョイスの可能性が高いと思われます。

三笠宮杯!!

毎年、東京体育館で行われる三笠宮杯。聖地巡礼したい方はぜひ試合を見に来てください!!

三笠宮杯はアマチュア団体JDSFが主催するビッグコンペです。出場には出場権が必要。

JDSFは世界のダンス団体WDSFの傘下にあります(J=Japan W=World)。WDSFではラテンの踊り順がサンバ→チャチャ→ルンバ→パソ→ジャイブになっており、JDSFでもそれに倣っています。漫画でもしっかりサンバが先になっていました。

一方、仙石が所属するプロ団体JBDFや他のプロ団体JDC、JCFは世界のダンス団体WDCの傘下にあり、踊り順もWDCに倣ってチャチャ→サンバ→ルンバ→パソ→ジャイブとなっています。

試合の時は、スーツケースに荷物を入れてくるダンサーが多いです。このように、控え室にビニールシートを引いて荷物を広げたり支度をします。スーツケースは皆広げっぱなしで出歩いています。スーツケースの中が汚い人、いますよね笑

三笠宮杯はシード選手専用の更衣室が用意されます。見知ったメンバーしかいないのでわいわい準備しています。

作中で名前が挙がったダンサー

2011年時点でJDSFのアマチュア部門でチャンピオンだった選手です。

石原正幸選手

スタンダード部門のチャンピオンです。親兄弟もダンサーのまさにダンス一家です。連載開始年の三笠宮杯のオナーダンスです。30秒くらいから始まるルーティンが面白い。一旦はダンスを引退していましたが、もうじきJDSFのPDという部門で競技復帰するそうです。楽しみですね。

久保田弓椰選手

北海道出身。妹の蘭羅選手と組んで踊っていましたが、蘭羅選手の結婚に伴い解消。現在はJDSFのPDという部門に転向し活躍しています。ちなみに蘭羅選手の結婚相手は石原正幸選手です。

いかがでしたでしょうか。ボールルームへようこそをより深く楽しむためのお役に立てますと幸いです。

2巻以降についても紹介予定です。準備中ですのでお待ち下さい!

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