【社交ダンス】東大が常勝校であり続ける理由【学連】

2017年12月10日に行われた冬全において、東大は団体優勝をおさめました。個人では8種目中5種目で優勝を納め、更に残りのうち2種目が決勝、1種目も準決勝と非常に優秀な成績です。2017年の冬全にとどまらず、東大は近年ずっとファイナル・優勝の常連であり、毎年スター選手を輩出しています。   そこで今回は、勝ち続ける「常勝校」である東大の強さの秘訣を分析してみました。東大のような常勝校を目指す全国の学連の皆様、ぜひ参考にしてみてください。    

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学生競技ダンス=団体競技!!!

社交ダンスは個々のカップルのダンスの能力によって競い合います。従って、個人競技であると思われがちですが、学生競技ダンスにおいて常勝校になるためには「団体競技」であることを意識する必要があります。   例えば新歓。また、普段の練習会など、チームワークが必要とされる場面は非常に沢山あります。まずは個人プレーに徹せず、「チーム」としての能力を高めていく意識が必要です。  

常勝校東大が実践していること

社交ダンスまとめが東大関係者に取材し分析した中で発見した「常勝校になるための方法」を一挙公開します。    

理不尽なことはしない

舞研全体として「性格はぶっとんでいればぶっとんでいる程良い」と言った風潮がありますが、東大はその限りではありません。人間らしく文化的な人物が普通に尊重される風土があります。例えば、ジュニア(1年生)時代であっても常軌を逸したアピールが好まれる傾向は東大に限ってはありません。  

「根性」を過度に重んじる傾向も東大では薄いです。もちろん体力は大切なのできつい躍り込みや筋トレは行われますが、少なくとも1年生から見ても比較的「妥当」と思われる練習について時間や加重を強める方向で負荷をかけています。根性のみを鍛えるような練習は行いません。   大切なコミュニケーションの場である飲み会/食事会においても、「飲めば飲む程(ダンスが)強くなる」といった理不尽な「根性論」「似非科学」的な行為は殆ど行われていないようです。    

意識が高い新歓→定着率UP/「がんばれる人」が集まる

東大の「競技ダンス部」は東大内では「運動会」に属します。他の大学でいう体育会的な位置づけであり、運動会に属する部活はどれも大会を目指して練習しており、きびしい練習やフルコミットが当たり前になっています。

東大の新入生オリエンテーションの日、新入生は全員、「運動会」各部が構える勧誘テント列を通らないと帰ることができません。テント列では各部激しい勧誘を行う列の中で東大競技ダンス部も勧誘を行います。従って、①東大の新入生の多くは(半自動的に)今日ダンス部の勧誘を受けており、また、②入部する東大生は(楽しく仲が良い中にも)こういった運動会的な雰囲気があることを承知で入部しているのです。結果、練習が厳しくなっても離脱する人が少なくなるのです。  

ツイートからもわかるように、東大の新歓はスーツで行われています(東大新歓がリーダーの勧誘を主眼においているためドレスを着ないという事情もあるかもしれません)。こういったところから新入生も体育会系の厳しさや真面目さがある部活であることを感じているのではないでしょうか。    

新入生へのファーストコンタクト=テント列が終わった後は食事会などの新歓イベントを行います。食事が無料であることもあり多い時では100人前後の新入生が訪れる人気イベントです。先輩とマンツーマンでワルツやジルバなどの足形も教えており、この時点でダンスが楽しいと感じた人のみが後に入部届けを提出しています。入部前後で活動内容の理解のギャップが少ないため、退部率も比較的低く抑えられています。    

人数が多い

3つのパートナー校と提携

東大は跡見学園女子大学、東京女子大学、日本女子大学の3つのパートナー校と提携しています。いずれも名門女子大学です。パートナー校が多いことから,多くの代においてパートナーの数はリーダーの数を大きく上回ります(最大3倍程の差が出ることも)。 従って、パートナーはまず固定カップルを組むために競って練習します。ジュニア~2年生の間、部内のシャドーコンペが複数回実施されており、その結果は固定を組むときの査定に大きく影響します。   この結果、東大のパートナーはダンス経験の有無に関わらず素地が高く努力家な方が多い傾向にあると考えられます。    

リーダーが学年で10人前後

東大には毎年10人前後の男子部員がいます。これは、新歓戦略が成功しているのもありますが、単純に新入生の人数がパートナー校を含まずに3000人強いるのも大きな理由です。しかも、新入生全員が一つのキャンパスで学んでいるのです。これだけの母数がいれば潜在的に競技ダンスに興味を持つ人数も相当多いはずです。  

例えば中国の人口は13億人前後で、日本の約10倍程の人口がいます。中国で一番大きなダンスのプロ・アマの大会では毎年5000人程が出場しているようです。この人数もおよそ日本の大会の10倍と言えます。世界におけるプレゼンスを見ても、中国は日本の10倍程度(体感)発揮しています。 つまり、母数が大きければそれだけ才能がある選手も生まれやすい、ということです。   また、10人前後リーダーがいるとレギュラー戦のメンバーを4年生だけで構成することも可能です(勿論才能ある下級生もレギュラーに食い込むので実際の競争はより厳しい)。冬全・夏全では4年生でもレギュラーから漏れる可能性があるので、同期リーダー間でも切磋琢磨し競い合う必要があります。    

常勝校であることが次世代を常勝校にする

東大には毎年レギュラー戦で優勝するスター選手がいます。東大の若い世代(1,2年生)はもれなくその背中を見て育っています。しかも、毎年1人のみならず数人の選手が活躍しています。その中には才能に溢れ始めから勝ち続けるタイプの人もいれば努力で勝利をつかみ取るタイプの人もいます。 東大競技ダンス部の中にはこういった様々な成功体験が蓄積されているのです。

つまり

「正しい努力をすれば、自分もチャンピオンになれる」

東大のジュニア世代は疑いなくこう信じられる環境に置かれているのです。精神論ではありますが、自分の成功を心から信じられるかどうかというのはスポーツにおいて大きな意味を持つという説が有力です。   部としての規模があまり大きく無い二部校にもスター選手が生まれることは多々あります。しかし、大概その勢いが次世代に引き継がれないことを鑑みると、それは「個としての能力の高さ」であり「団体としての力」として昇華させられていない印象を受けます。    

いかがでしたでしょうか。まとめると、

  1. 理不尽なことをしない
  2. 定着率・がんばれる率の高さ
  3. 人数が多い
  4. 常勝校の再生産サイクル

以上の4ステップが東大を常勝校たらしめているのではないでしょうか♪ これから新歓もはじまります。学連の皆様もぜひ実践してみてください♪

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