【ラテン】「良いダンス」の特徴、全部教えます

競技会に出ると、ジャッジに点数を付けられ「順位」という形で優劣が付きます。とは言っても競技ダンスの場合採点は個々のジャッジの裁量に任されており明確な点数制度があるわけではありません。つまり、それぞれのジャッジによって見ているポイントは異なるのです。

とは言っても、多くの人が好む「良いダンス」には傾向があります。そこで今回はナント、良いダンスの特徴を全公開します!自分のダンスを見直す時やジャッジをする時に参考にしてみてください。

この中から自分が得意なものを選んで今後伸ばしていくのも良いダンサーになるための近道ですよ♪

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「技術」の罠

この手の話をすると一番に「技術」を思い浮かべる人もいるかと思いますが、技術は長所を伸ばし短所をカバーするためのツールにすぎません。どんな技術を使うとどんな見え方になるのか、この見せ方をするためにはどんな技術が必要なのか…といった視点でぜひ考えてみて下さい。

手段=技術に囚われ過ぎて目的=どういったダンスを踊りたいのかを見失うと、ダンスが表現ではなく作業になってしまいます。もちろん素晴らしい職人技にも見所はありますが、「芸術作品」の中において「工業製品」がどのように見えるかは想像に難くないはずです。

「良いダンス」とは

技術について「お断り」をいれたところで、早速良いダンスの要素を見て行きましょう。

スピード感

回転時やアームの動作、フットスピードなどのスピード感は見る人を魅了します。トップスピードの速さもさることながら、スピードのコントロール(速さを自在に変える)、スピードの緩急(速い部分と遅い部分の速度の差、また、その配分)も良いダンスの要素です。

例えば、速度を落とした状態からいきなりトップスピードにもっていくこと、そしてその後でいきなり速度を落とすと非常に速く見えますし良いダンスであると言えます。

大きさ

もともとの体格にも依存しますが、大きい踊りは評価されます。体をフルに使う、ポスチャーを良くするといった静止画的な大きさもありますが、移動範囲を大きくする、一つ一つの動作を大きくするといった動作面における大きさもあります。

質感とその変化

ダンスには質感があります。代表的な質感が「やわらかさ」です。柔らかい質感が出せるのは良いダンスを踊る上で必須の能力ですが、ルーティン全体においてどの程度柔らかい質感を入れるかは個人・またジャッジの好みによるところがあります。確実に言えるのは、割合は個人によりますが現代のファイナリストで柔らかい質感が0の人はいません。どれだけやわらかく使えるか、またどれだけ踊りの中で質感を変えていけるかは良いダンスを踊る上で重要です。

フィーリング

音楽・会場・観客といった外的要因を自分の心で感じ、それを踊りとしてアウトプットできる人は「良いダンサー」と呼ばれます。自分の心を通すので、フィーリングはダンサーの性格も大きく反映します。このフィーリングの傾向がダンサー個々人の「キャラクター」にもなります(勿論キャラクターの構成要素は他にもありますが)。

表情や、学連のジュニア三大要素のうち笑顔・元気もこれに入ります。

強さ

少し抽象的ですが、重要な要素です。テクニック的には「立ちの強さ」「脚の強さ」「ボディの強さ」など様々な要素が語られます。これらの強さがあると観客やジャッジから見て安心感があるダンスになります。

音楽性

社交ダンスの試合では毎回違う音楽がかかります。ダンサーは毎回それを聞きその音楽に合ったダンスを踊る必要があります。音楽性にはカウントの他にリズムとメロディの踊り分け、音楽の雰囲気の表現、インパクト/インパルスといった表現の多様性と音に合わせた使い分けなどの要素が含まれています。

観客もジャッジも音楽ありきでダンスを鑑賞するので、音楽を上手く表現できると見る人にスッとはいってきます。

美しさ

メイクやドレス、衣装も含めた総合的な美しさです。ダンスは様々ありますが、社交ダンスは基本的に美しさを表現します(バレエとも似ていますね)。コンテンポラリーダンスなどでは人間の醜さに焦点を当てる場合もありますが、社交ダンスにおいては美しくあることは必須です。男性も美しくかっこよくある必要があります。

全体的な美しさの他に局所的な美しさ(アームが綺麗、脚が綺麗、など)もここに含まれます。

各要素は独立していない!

さて、ここまでに7つの要素に分けて「良いダンスとは」についてお話しましたが、このそれぞれの要素は独立したものではありません。例えば大きさとスピード感の両立は難しいですし、質感と音楽性はフィーリングにつながる、といったようにそれぞれの要素が複雑に絡み合ってダンスは作られています。

だからといって、このように要素を分解して把握することは無意味なことではありません。自分はどういったダンスを踊りたいのか、自分の強み・弱みは何か、そしてより良くなるために必要なものは何か、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。

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